百姓道くねくね

大分県竹田津に一人でやって来た、過疎地をひそかに盛り上げようと目論む男の物語。

猫と田舎暮らし2

 聞けば、小屋の隙間に落ちて身動き出来なくなったところ拾った、というから少しおマヌケな猫か。何日そこにいたのかわからないが、後ろ足は何となく衰弱している感はあり、目は目ヤニがいっぱい。

 じゃあ、ミルクでも作るかと、お湯を沸かし、38℃から40℃ぐらいに冷ましてから与えましょうって、どのぐらいよ。こりゃ、めんどくさい。人間界でもなぜ液体ミルクはないのよ、といった話が出てくるのはわかる。

 で、苦心して作ったミルクだが、全く無視。哺乳瓶からは顔を背け、くわえようとしない。もう離乳は済んだのね、と思い込み、とりあえず、皿には移し代えとくが、冷えたミルクだと下痢をします、なんて言いやがる。

 いちいちめんどくさいね。動物ってそんなに軟弱なのか。基本、テキトーなもんだから、杓子定規は気にくわない。と言いつつもこの猫を見ると、やっぱりちゃんと育てないといけんよね、と思ってしまう。

 結局、ミルクは飲まなかったが、カルカンのエサはガツガツ食ってたから、まあ死ぬ事はないかな。

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