百姓道くねくね

大分県竹田津に一人でやって来た、過疎地をひそかに盛り上げようと目論む男の物語。

猫と田舎暮らし12

最近、やたら手のひらや足を噛んできて、微妙に痛いんですけどね。何度も叱るが、猫はバカだからな~何となく甘噛みなのは伝わってくるが。 ほんと猫の本能発動中。今日もシャドーボクシングならぬシャドー狩りに勤しみ、隙間に前足を突っ込みまくっている。…

田舎生活19日目

改めて全国いろいろなイベントを催してるものだ。本日、「あんたが主役!国見歌謡祭」で歌ったわけではなく、会場でソーメンを出す手伝いをしてきた。 凄いよ、100人ぐらいの高齢な方たちがステージで、のど自慢ばりに熱唱するわけだから。もちろん、演歌ばか…

田舎生活18日目

いくら稼いでいないとはいえ、たまには地域でお金を回さないとね。で、竹田津は人口570人だが、なぜかスナックが我が家の前に2軒ある。 そのうちの一軒。 暗闇にポツンと灯りがともっており、カラオケをしていると、なぜか家まで僅かながら聞こえてくる。 マ…

猫と田舎暮らし11

育ち盛りというやつか、最近よく食う。1日5回ぐらいにわけて食べるが、これでいいんだろうか。 この階段も上がるようになった。 部屋中走り回り、柱にしがみつき、障子を破る。まあ、猫だから仕方ない。形あるものは、いずれ無くなっていくのはわかるけど、…

まつや再興2

とりあえず、店舗あるし漫画たくさんあるし、猫貸本屋でもするかと、別に許可申請はいらんよな、と甘く考えていた。 が、調べてみると音楽でいうJASRACみたいなのが、漫画でもあるじゃん。その名を 一般社団法人 出版物貸与権管理センター というらしい。代…

田舎生活17日目

ひょんなきっかけで、車を買う事が出来た。田舎狭いねえ。いろいろ手間を考えたら、自分がやった事なんて、名義変更に必要な住民票を取りに行っただけ。 別にわらしべ長者を目指しているわけではないが、何より動く事が大切だな、と。これは自分にとって良い…

田舎生活16日目

竹田津に来たときは、ダントツで若者(40だけど)と思っていたが、意外に年下がいた。まだ20代にも見えるが、31才の彼はここに三ヶ月前に友人を頼り、バイトしながら近所の老夫婦の畑も手伝う男前な人間だった。 やはりこんな所で生活するぐらいだから、お金に…

猫と田舎暮らし10

もう我が家に来て二週間経ったか。体重700グラムと一週間で100グラムずつ増えてるね。 歯も生えてきて、カリカリも食えるようになったではないか。人様の食べ物も欲しがり、ここまで順調な飼い猫ライフ。 あとはトイレだな。どうも気分によるのか、トイレで…

田舎生活16日目

温泉県大分らしいから、温泉行ってきた。家から車で30分ぐらいだったかな。夷谷温泉(えびすだにおんせん)https://goo.gl/maps/UqzA2SPVbAr 山の中をずんずん入っていって、秘湯感マンサイで、つげ義春な温泉をイメージしたが、着いてみると小綺麗な温泉だっ…

田舎生活15日目

タイトルは15日目だが、引っ越して来て、そろそろ1ヶ月になる。当初は、まあ何とかなるか、とノンビリ構えてたが、意外や意外、目まぐるしく展開するではないか。 猫なんかも飼うようになったし。 家の前に妙な空き店舗があって、そこで地域のためになるよう…

田舎生活14日目

さあて、梅雨入りしたが、雨が降る前に梅の収穫だ。で、庭に行くと、あれ、あんなに鈴なりになってた梅の実がない! あちゃー誰かにとられたか。というわけで、ちょっとだけ実を結んでる梅の木から、脚立を使ってぷちぷちと。 たった1.2キロ(泣) とりあえず、…

猫と田舎暮らし9

夜、布団に入ると、大概もそもそと寄ってくるのだが、まずはみぞおちあたりに乗って来て必ず尻をこちらに向ける。その姿勢が微妙に笑える。 朝、起きるとまずはエサをやるが、今日は何だか様子がおかしい。ありゃ、片目開いてない! ああ、目ヤニが固まってて…

猫と田舎暮らし8

まだ子猫なんだなと思うのは、僕が見える範囲でしか動き回らない事だ。部屋中行けるようにはしているけど、一人で座敷や離れの部屋には行かない。そのうち、行くんだろうけど。 また、僕が動くと寝てても必ず後を付いてくる。トイレまで来なくていいから。見…

田舎生活13日目

ご近所さんからビワをいただいた。ほんと、もらってばっかり。 このほんのりとした甘さが実に良い。こういうのを食すと、普段買っている果物は甘すぎるし、我々の欲望の果てなんだな、と思えてくる。もっと甘く、種がない方がいい、もっと大きく、食べやすい…

猫と田舎暮らし7

猫が来て一週間。日々、成長を感じるが、おもらしは、ほんと勘弁ね。夜はしなくなったが、外出して来ると、時々。ん、嫌がらせ? 最近は、自分が食事していると、にゃあにゃあ、何とか食べ物にありつこうとする。 必死で台に上がろうとする図。 猫がけんすい…

猫と田舎暮らし6

部屋で飼われている猫は、大概飼い主と行動を合わせ、雑事していると猫も動き周り、ボケッと座っていると膝の上で寝ている。 子猫のせいだろうか、自分の事を親と思っているのか、とにかく付いて回る。トイレに行く時も台所で料理している時もいつの間にか足…

猫と田舎暮らし5

あ、朝だ。えらい!よくぞ、漏らさず夜を乗り切った!やっぱり、起こされずに朝を迎えるのは清々しい。う~ん、一安心だが、まだまだ油断は出来ぬ。 さて、猫用トイレの砂でも取りに海でも行くか。キレイな砂浜がありますように祈りつつ、原付で一山越えると…

猫と田舎暮らし4

今日は粗相しないでね、と祈りつつ床につく。念のため、漏らしても大丈夫なように同じ場所にタオルを敷いておく。 けど、猫のほうが一枚うわ手で、タオルの横でしっかり用を足してて、しかも二ヶ所!一つは微妙に乾いてて、あれ、時間差があるなあ? ありゃ、…

猫と田舎暮らし3

非常に気になる所、トイレは覚えてくれるかな。何べんも砂の入った箱に連れていき、ここで用を足してな、と手で砂を掻くポーズを見せる。 うぎゃ~と変な鳴き声とともにぶりっと部屋の隅でかましてくれる。う~ん、やっぱりまだ無理か。子猫のうんこは、実に…

田舎生活12日目

もともと猫を飼う予定ではあったが、予想もつかない早い展開となり、これあんまり外出できないんじゃないの?まだ一人でようトイレせんのが何よりの不安のタネ。 家の片付けも一段落し、羽アリも出なくなり、と思ったら、小さいゴキブリを時々見かける。そし…

猫と田舎暮らし2

聞けば、小屋の隙間に落ちて身動き出来なくなったところ拾った、というから少しおマヌケな猫か。何日そこにいたのかわからないが、後ろ足は何となく衰弱している感はあり、目は目ヤニがいっぱい。 じゃあ、ミルクでも作るかと、お湯を沸かし、38℃から40℃ぐら…

猫と田舎暮らし1

全然、心の準備が整っていない中、猫がやって来た。一応、車で30分ぐらいの所に親戚がいるのだが、家の庭にいる野良猫が子供産みそうなんで飼う?なんて話をしていたものだが、まさか本当に持って来るとは。 京都でも猫飼ってたし、まあ大丈夫でしょ、と思っ…

田舎生活11日目

竹田津にはスーパーがない。だから、隣町までいちいち買い物にいかないといけないのが、ちと面倒。その距離約4キロだが、信号はないので、10分もかからない。 原付で行くのだが、こちらの人は、僕を追い越す時、思いっきり対向車線をはみ出して追い抜く。ス…

田舎生活10日目

僕はテレビを見ないので、一人で住む分には広すぎる家で、夜は全くの静寂であり、時々冷蔵庫が唸ってるぐらいと、車の通りすぎる音が聞こえるぐらい。 なぜか夜は音楽を聴く気になれず、敢えて無音。多分、孤独に慣れていない人間は、怖いと思う。家の中の闇…

田舎生活9日目

さしたる用事もないが、飯を食いに来い、と言われるとノコノコお寺へ向かっている始末。このまま寺男にしてくれ、と言ったら通りそうだなあ。 この隠居した和尚さんは、料理が大変好きで、煮付けや炊いた物、普通にカレーなど、いろいろ出してくる。で、自分…

田舎生活8日目

台所の開きから梅酒が山のように出てきて、飲むというよりは、漬けるのが楽しみだったのだろうか、と思わせる。 なるほど、庭の梅の木に実がいっぱいなってるではないか。これを毎年摘んでたのね。さあ、今年は自分の番だ。百姓の道は、まずは梅干し作りだ!…

まつや再興1

雑貨屋だった場所を整理していると、古いアルバムがそれなりに出てきて、つい思いを馳せてしまう。 で、出てきた写真を勝手に載せるのはどうかと思うが、勝手にまつやを受け継ぐわけだから、良しとしよう。 赤ん坊は僕の父親だから、おそらく昭和16年ぐらい…

田舎生活7日目

この広い部屋で15年の空き家期間は、全く自分一人の手には余りあるものがある。田舎に家がある人は、容易に想像がつくと思うが、本当にモノが多い。家具はやたら大きいし、引き出しにはいちいちこまごまとした物が入っているし、家中至る所に引き戸があって…

まつや再興

百姓を目指すといっても、我が家には百姓をやっていた人はおらず、代々商人であったそうな。今住んでいる家では、雑貨屋をやっており、煙草や下駄などを売っていた記憶はある。まつや、とは代々商売をしていた家の屋号である。 で、片付けをしていると、おそ…

田舎生活6日目

本日もお寺に呼ばれ、雑用を命じられる。本堂裏の雨の当たる縁側に防腐剤を塗れ、との事。これをやるのとやらないのとは、木の持ちが全然違うとおっしゃる。 ハケを持って無心になって塗るが、防腐剤だし、多少ムラになってもいいだろう、という怠け心が表れ…